職人仕事を毎日行うにあたって重要なのが、毎日の仕事で使う車です。

職人が使用する車は基本的に車内にさまざまな道具や資材などを積み込むことが多いため、ある程度の大きな車が必要になるでしょう。

しかし、車一つでもさまざまな種類があるので、どの車を選べばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

収納スペースや費用など、何を重視するのかでも車の選び方が変わります。

また、場合によっては車をカスタマイズする必要性も出てくるでしょう。

それでは、職人仕事におすすめの車やカスタマイズするときのコツなどをご説明しましょう。

執筆者 中里 涼子

ライター歴8年以上の中里 涼子です。 引っ越しや不動産投資、美容、医療、クレジットカード、ビジネス、ペット、株式投資、食品、健康、占い、住宅、宝くじ、防犯、リフォーム・リノベーション、ダイエットなどの多種多様なジャンルの記事を執筆しております。

目次

職人仕事におすすめの車9選!

職人仕事におすすめの車は、以下の通りです。

  • スズキ エブリイ
  • トヨタ ハイエース バン
  • スズキ キャリイ
  • スズキ ジムニー
  • 日産 キャラバン
  • マツダ MPV
  • 日産 セレナ
  • 日産 エルグランド
  • ダイハツ ハイゼットカーゴ

それでは、職人仕事におすすめの車についてご説明しましょう。

スズキ エブリイ:コンパクトで狭い道も通りやすい!

スズキから販売されている軽自動車のエブリイは職人仕事に向いている車だと言えます。

何故なら、エブリイは人頭が多く詰めるにもかかわらずコンパクトな設計になっているので、小回りが利くからです。職人仕事をする場合、どうしても狭い場所を通らなければならなかったり、工事をするときに近くに停めなければならなかったりすることがあります。

そのときに車体が大きいと狭い道が通れなかったり、路上駐車したときに近隣住民の邪魔になりやすかったりとさまざまな問題が発生してしまいます。

しかし、エブリイのような車体がコンパクトな車は狭い道でも通りやすく、路上駐車するときも邪魔になりやすいのがポイントです。ミッション車であれば馬力も高く、新車でも80万円が費用相場となっているので購入しやすいです。

トヨタ ハイエース バン:車内がとにかく広い!

トヨタからはハイエースのバンがおすすめです。

ハイエースのバンは比較的見かけることが多い車種ですが、職人たちにもよく利用されている車種でもあります。職人たちにも多く利用されているのは、とにかく車内が広いことが挙げられます。

車内が広いと多くの職人たちを乗せて現地まで移動できますし、乗せる人数が少ない場合は数多くの荷物を積み込むことができるのがポイントです。多くの荷物が積み込めるなら移動の際に負担になりにくいですし、一度に多くの人数の職人を乗せて移動できるので時間短縮にもなります。

より多くの職人が関わるような仕事だったり、人を乗せることが多い職人だったり、多くの荷物を運ばなければならない場合だったりとさまざまな職人仕事に役立つ車です。

ただし、トヨタのハイエースのバンは価格が高く、最低でも200万円以上が必要になるのが大きなデメリットだと言えます。

スズキ キャリイ:荷台が非常に便利!

軽トラを探しているなら、スズキのキャリイがおすすめです。

軽トラは基本的にプライベートと仕事用で兼用して使用している職人が多いのがポイントです。さらに2人しか乗れないので大人数の移動には適していませんが、代わりに荷台に積み込める分の荷物を運ぶのに非常に役立つのが最大のメリットです。

軽トラの荷台は積み込み方次第ではありますが、場合によってはハイエース以上にさまざまな荷物を積み込んで運べるほどのポテンシャルを持っていると言えるでしょう。

ちょっとした工事から大掛かりな工事までさまざまな目的で活用できるため、複数台あっても困ることはありません。価格帯も60万円~240万円前後と、年式やグレードなどによって価格帯に大きな開きがあることから、購入しやすいのも大きなポイントです。

スズキ ジムニー:見た目やデザイン性がおしゃれ!

スズキのジムニーは実用性とデザイン性を兼ね備えた有用な車となっています。

ジムニーは職人が購入している事例が多く、プライベートと仕事の兼用で使っていることが多いです。スタイリッシュで優れたデザイン性を発揮しているだけでなく、職人仕事に必要な道具を揃えて一緒に運ぶのにも役立ちます。

見た目以上にコンパクトな設計になっているので小回りが利きやすく、それでいて馬力も十二分にあるのがポイントです。特に若い世代の職人は車選びにもこだわる傾向にあるため、プライベートと仕事で兼用して活用する傾向にあるでしょう。

日産 キャラバン:トヨタのハイエースと並んで人気が高い!

日産のキャラバンはトヨタのハイエースのような車種で、同じく車内が広いので多くの荷物を積み込んだり、多くの作業員を運んだりすることができます。

大きな違いはないので、見た目やデザイン、乗り心地などさまざまな要素で決めるのがおすすめです。人によってはハイエースよりもキャラバンの方が乗り心地が良いと感じることがあるようなので、お好みで選びましょう。

何かとハイエースと比較されることが多いキャラバンですが、実際はキャラバンの方がわずかに荷室が広いのがポイントです。とはいえ、ハイエースと同様にシートアレンジが多彩で、標準装備されている安全装備も大きな違いはありません。

マツダ MPV:社用車として使われていることが多い!

マツダのMPVはマツダの自動車の中で最も建設業者からの人気が高いと言われています。

特に広島県ではマツダと提携している土木や建築業の企業が多く、マツダの自動車を社用車として推進しているケースが多いです。これを抜きにしてもマツダのMPVは基本的に収納スペースが広いため、多くの道具を多用する職人にとって大変便利な車だと言えるでしょう。

ただし、マツダのMPVは2016年3月で販売が終了してしまったので、現在では中古車を購入するしか手に入れる方法がありません。マツダのMPVを購入したいなら、中古車を探しましょう。

日産 セレナ:コスパが良い!

日産 セレナはコスパ面で非常に優れていると言えます。

基本的に新車は260万円と高めの価格ですが、年式が少しでも古くなると価格が下がりやすいのがポイントです。中古車だと年式にもよりますが、60万円前後で購入できることもあります。安い価格帯でもしっかり整備することで長距離を走行できるため、総合的にみるとかなりコスパが良いと言えます。

元々セレナはe-Power搭載モデルでグレードが豊富にある上に、広々とした車内空間でファミリー層には欠かせないミニバンと言われています。このことからプライベートと仕事の兼用で使用している職人が多く、積載量や移動のしやすさなどで多くの職人におすすめです。

特に狭い場所でも手軽に開閉ができるデュアルバックドアや、両手がふさがっていても足だけで開けられるハンズフリーオートスライドドアの機能が搭載されています。

スライドドアの下に足先を入れて引くだけでドアが自動開閉できるので、多くの道具を持っているときに一度地面に置いてからドアを開けるという工程を挟む必要性がありません。もちろん車の横に立っている人や鍵を持っていない人に対して反応しない仕組みになっているため、防犯性能も高いです。

日産 エルグランド:長距離移動でも問題なし!

日産 エルグランドはセレナと並んで日産を代表するトップクラスの性能を誇る車です。

最高級のミニバンとして名高く、迫力のあるエクステリアデザインや開放的な車内空間が特徴的です。エルグランドは高級感あふれるネーミングから、まるで飛行機のファーストクラスのような乗り心地が体験できるのがポイントで、遠方に移動する職人たちの身体に優しい作りになっています。

運転席のシートから天井までの高さは1,050mm、車内の室内高は1,300mmと広く、さまざまな道具を積み込むのに困ることはありません。

さらに、前方車両との車間距離をコントロールするインテリジェントクルーズコントロール、2台前の車両を検知するインテリジェントFCW、間違えてアクセルを踏んでしまったときに自動的にブレーキをかける踏み間違い衝突防止アシスト、車線変更をするときに他の車との接触を回避するサポートがあるインテリジェントBSIといった安全機能が標準搭載されています。

安心して目的地まで移動できるので、多くの職人に活用されているのがポイントです。

ダイハツ ハイゼットカーゴ:60年以上の歴史を誇る車!

ダイハツのハイゼットカーゴは1960年に誕生して以来、60年以上の歴史を誇る車として多くの人に合いようされてきました。

軽自動車の中でもトップクラスの広さを誇っており、商用車ならではのタフな性能から職人を中心に幅広い分野で働く人を支えてきた実績があります。特にモデルチェンジされた新型ハイゼットカーゴは事故防止装置機能のスマートアシストⅢを搭載しており、乗車する人の安全性を高めているのがポイントです。

カラーバリエーションが豊富にあるので、企業イメージを根付かせるためにあえて蛍光色のハイゼットカーゴを購入するケースもあるほどです。

荷室は効率良く荷物が積み込めるように計算されているので、より多くの荷物が積み込めるようになっています。ハイゼットカーゴは基本的にホイールベースが2,450mmと長く、前輪と後輪間の距離間も長いので直進安定性が高くなっているのがポイントです。

安定性が高まったことで縦方向の揺れが軽減されるため、デリケートな荷物も難なく運ぶことができます。最新の安全性能を搭載し、利便性が高いオプション機能もあります。

カスタムで理想の車にしよう!

お気に入りの車が見つかったらそれで満足する人も多いかもしれませんが、そこから自由にカスタムして自分好みの理想的な車にしていくという楽しみ方もあります。

車のカスタムにはさまざまなコツがある上に、さまざまな注意点もあるので、どんなコツや注意点があるのか知ることが大切です。

それでは、車をカスタムするときのコツと注意点についてご説明しましょう。

車をカスタムするときのコツ

車をカスタムする場合、内装や外装などをどのようにカスタムしていきたいのか考えることが大切です。

レース系やラグジュアリー系、痛車などさまざまな種類がある上に、ホイールやタイヤ、ライトなど場所によってもカスタムのバリエーションがあります。

一例を挙げるなら、レース系カスタムはスポーツドライビングの世界なので、何よりも速さが求められることから、安定した速さを出すためのコントロール性と耐久性を追求する必要性があります。また、万が一の事故に備えられるようにドライバーや乗員を守るための安全機能が装備されていることが重要です。

今回の場合、職人が利用する車をカスタムしていきますが、職人が乗りこなす車は基本的に荷物を運ぶことが多いため、ラゲッジネットやルーフネット、ルーフラックがおすすめです。

ラゲッジネットはシートの背後に荷物を積み込めるようにするためのカスタムパーツで、仕切りの役割を果たしてくれると同時に走行中に荷物が前に倒れてくるのを防ぐ役割もあります。

ラゲッジネットはレース車両でも使われているネットと同等の性能を持っているだけでなく、デザイン性にも優れているのがポイントです。

ルーフネットは車両の天井部分に取り付けるカスタムパーツで、天井部分を有効活用できるおすすめパーツです。キャリイやハイゼットの標準ボディであれば難なく取り付けられるため、天井部分を有効活用すれば多くの荷物を運べるようになります。

そしてルーフラックは軽トラにおすすめのカスタムパーツで、荷台や車内に荷物を積み込むスペースがないときに便利です。キャリイとハイゼットの標準ボディに対応しており、車体の屋根部分に取り付けることで、荷台や車内に積み込めなかった荷物をルーフラックに積み込むことができます。

車をカスタムするときの注意点

車をカスタムする際に何よりも守らなければならないのは、道路運送車両の保安基準です。

車は走行するだけで環境にさまざまな影響を与える上に事故を引き起こすリスクを常に抱えている以上、必ず道路運送車両の保安基準を厳守しなければなりません。

もしも不正改造によって道路運送車両の保安基準に適合していない車両が公道を走行した場合、使用者に対して整備命令が発令されます。もしも整備命令に従わなかった場合は50万円以下の罰金が科される他、不正改造を行った人に対して6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科され、車検に通らなくなります。

また、エアロパーツやルーフキャリア、ルーフボックスやルーフラックなどを取り付けたい場合、車体の全長±3cm、全幅±2cm、全高±4㎝、車両重量は軽自動車と小型車で±50㎏、普通車で±100㎏の範囲内でしか取り付けられません。

さらに、ランプやリフレクターはほぼすべてに光の色や明るさ、個数などさまざまな規定があるので、必ず守るようにしましょう。

まとめ

職人仕事を行う上で重要なのは、どのくらいの荷物を積み込めるのか、何人までなら同時に乗車できるのかどうかです。

プライベートと仕事で兼用できるかどうかも大切ですし、積載量や揺れの少なさなども重要です。職人は職業によって長距離を移動する必要性があったり、狭い道を通らなければならなかったり、路上駐車をしたりとさまざまな問題があります。

職人仕事で使用できる便利な車を探しているなら、上記でご紹介した車の中から選んでみてはいかがでしょうか。

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