新型コロナウイルス感染予防における仕事中の熱中症対策について解説しています。マスク着用はコロナウイルス感染を予防してくれますが、熱中症になるリスクを高めるので仕事中のマスク着用には注意しましょう。
目次
新型コロナウイルス感染を予防する新しい生活様式とは
生活様式とは、別の言い方でライフスタイルとも言われており、主に日々の生活の過ごし方のことを言います。最近では新型コロナウイルスの影響で、今までの生活様式が見直されており、新型コロナウイルスを予防するために、厚生労働省より新しい生活様式が求めらています。新型コロナウイルス感染を予防するための新しい生活様式とは、主に下記の4つです。
・ソーシャルディスタンスを確保する
・マスクを着用する
・手洗いうがいをする
・三密を避けるように生活をする
コロナウイルス感染を避けるために、普段の生活に取り入れることを厚生労働省より求められています。建設現場では上記のことを厳守出来ない場合には、現場への出入りを禁止される他、近隣からのクレームになってしまう現場もあるようです。特に大きな施設を建設している現場や公共工事を行っている現場では注意が必要になります。コロナウイルスへの感染リスクだけではなく、信頼を失って仕事を受注出来なくなってしまう可能性も考えられるので徹底して行っていきましょう。
作業中のマスク着用は熱中症に注意が必要
厚生労働省より推奨されている新しい生活様式ですが、エアコンが効かない環境で働く作業員には1つ問題があります。それは作業中にマスクを着用することによって、熱中症のリスクが通常より高まることです。ただでさえ、夏場の作業は熱中症になるリスクが高いですが、マスク着用によってさらに熱中症のリスクが高まると予想されます。なぜなら、マスクを着用することで呼吸がしづらくなるからです。またマスクで口元を覆うことになるので、体温の上昇にも繋がるためです。この2点から作業中のマスク着用は、とにかく熱中症のリスクを高めるので、こまめに休憩を取り、体調が悪いと感じたらすぐに作業を中断することが大切です。また休憩時には出来るだけマスクを外して、エアコンがある現場事務所やエアコンが無ければ日陰などに行き、出来るだけ体温を下げることに努めましょう。
熱中症を予防するおすすめの行動
熱中症にならないためには、熱中症になる前にきちんと予防するのが大切です。そこで熱中症を予防するために、おすすめの行動をいくつか紹介します。
・無理をして作業をしない
・こまめに水分補給をする
・休憩はなるべくエアコンがある場所でする
・定期的にマスクを外して呼吸をする
・麦わら帽子を被る
・食事は3食しっかりと食べる
・体調管理をしておく
熱中症を予防するおすすめの行動は上記の通りになります。
現場の納期が迫っていますと、作業に夢中になってしまい無理をしてしまうことがあるので注意が必要です。納期も大切ですが、最も大切なのは自分の身体です。異変を感じたらすぐに水分補給をして、エアコンがついている場所にいきましょう。もしエアコンがなければ、日陰がある場所で体調が良くなるまで休んでください。現場によっては日陰が全くない現場もあると思います。その際は、麦わら帽子を被るなどして出来るだけ体温の上昇を抑えるのが熱中症の予防になります。またヘルメットを着用する現場では、ヘルメットに着用出来るタイプの帽子などを使用して対策を行いましょう。きちんと対策をすることで、熱中症になるリスクを大きく軽減することが出来ます。今回紹介したおすすめの行動を参考に、熱中症を予防しましょう。
熱中症とコロナ感染を同時に予防できるアイテム
新しい生活様式が求められているとはいえ、作業中のマスク着用は出来るだけ避けたいところです。呼吸がしにくい上に、汗でビショビショになってしまうので気持ちが悪いですよね。さらには熱中症のリスクを高めてしまうという点が問題です。そこでおすすめなのがマウスシールドになります。マウスシールドは、マスクとは違って口を覆っていないので呼吸がしやすいだけではなく、直接肌に触れていないので汗で濡れることもありません。またシールド部分が透明になっており、顔の表情が見えるようになっています。そのため、作業中の会話がしやすく、施主さんへの接客がしやすくなるというメリットもあります。マウスシールドなら洗うことで何度でも使用可能になりますので、マスク不足や新しいマスクを調達するというリスクも避けることが出来ます。仕事をする度に新しいマスクを購入するとなると、マウスシールドの方が長期的に考えてお得になる場合もあります。マウスシールドなら熱中症とコロナウイルス感染の予防になりますので、マスクの代わりにマウスシールドを検討しみてはいかがでしょうか。