面接を受けた企業から内定の連絡をもらった時はとても嬉しく思いますよね。
しかし、ここで疑問に思うのが、内定の連絡をくれたことに対してお礼のメールを送った方がいいのかどうかです。内定をもらったことに変わりはないので送らなくてもいいような気がしますが、せっかく内定をもらったのでメールで内定をもらったことに対するお礼の気持ちを伝えた方が良いかもしれません。
それでは、内定をもらった時にお礼のメールを送った方がいいのかご説明しましょう。
目次
内定の連絡をもらった後にお礼のメールは送るべき?

結論から言えば、お礼のメールは送るべきでしょう。
確かにお礼のメールを送るのは必須ではありませんが、メールで内定連絡をした企業からすれば相手がメールを受け取ったかどうかが分かりません。こちらからお礼のメールをするのは確認したことを伝えるため、これから企業で働く意気込みなどを伝えるためにうってつけの方法なのです。
メールを送る際のマナーや注意点について

内定連絡をもらった企業にお礼のメールを送る時は、覚えておきたいマナーや注意点があります。
まず、お礼のメールは当日中に必ず返信しましょう。当日中に返信した方が印象良く感じられますし、レスポンスが早いことで高評価に繋がります。
メールの始まりは、「この度内定をいただきました○○です」のように、内定をもらったことに対する挨拶文から書きましょう。
そして本題に入る前に内定をもらったことに対する感謝の気持ちを書きます。
なお、メールを送る際の注意点は、以下の通りです。
- 分かりやすい件名
- 部署名などを省略しない
- 本文の最初に名乗る
- 感謝の気持ちを伝えた後に今後の抱負を書く
- 最後に自分の連絡先を入れる
- 適度に改行する
- 誤字脱字に気を付ける
全ては相手に分かりやすくお礼の気持ちや今後の抱負を伝えられるかどうかにあるため、文面が完成したら何回か読み返して文章がおかしくなっていないか確認しましょう。
内定のお礼メールの例文をご紹介!
希望する企業から内定の連絡をもらった後にお礼のメールを送る場合、どんな内容の文章にすればいいのか迷う人もいるでしょう。今回は、承諾した場合と保留する場合の2パターンの例文をご紹介します。
承諾する場合
『件名:採用のお礼/○○より
株式会社○○○○
総務部 ○○さま
お世話になっております。
採用通知をいただいた○○○○です。
このたびは、採用のお知らせをいただき、誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
光栄に存じますと同時に、身の引き締まる思いがいたします。
これまで培ってきた知識と経験を存分に活かし、
業績向上に貢献できるよう尽力いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
———————————
○○〇〇
〒150-**** 東京都▲▲区○○***-***
TEL.090-****-****
FAX.045-****-****
E-mail:***@***.or.jp
———————————
『本日、採用内定の通知をいただきました○○大学○○学部の○○と申します。
この度は内定のご連絡をいただきました誠にありがとうございます。念願だった貴社で働ける嬉しさに胸が震える思いです。
気持ちを新たに引き締めて、1日でも早く貴社の戦力になれるよう努力していく所存です。
どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。
まずは取り急ぎのお礼を申し上げます。』
保留する場合
『件名:Re:◯月◯日の面接の選考結果につきまして【株式会社◯◯◯】
本文:
株式会社◯◯◯
人事部 △△様
お世話になっております。
○○○○と申します。
この度は、内定のご連絡をありがとうございました。
実は、入社のお返事につきまして
しばらく猶予をいただきたいと思いご連絡差し上げました。
先日の面接でもお話をさせていただいた通り、
他社の選考も控えているため、
そちらの話を聞いた上で判断させていただきたいと考えております。
このような時期に大変お忙しい中、無理を申しまして大変恐縮ですが、
可能でしたら、1週間後の◯月◯日まで
返事を待っていただけないでしょうか。
内定をいただいたにもかかわらず、
身勝手な申し出をしてしまい誠に申し訳ございません。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
『件名:内定承諾に関するご相談(〇〇大学△△△△)
株式会社〇〇
人事部 △△様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の△△△△と申します。
この度は、内定のご連絡、誠にありがとうございます。
貴社からこのような評価をいただけたことを大変嬉しく思っております。
すぐに内定承諾のご連絡をしたいところではございますが、
○月○日まで回答を延期させていただくことは可能でしょうか。
貴社にも魅力を感じておりますが、他社の結果が出た上で、
後悔のない決断をしたいと考えております。
大変恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
まとめ

内定をもらった後のお礼のメールは、内定連絡が届いていることを知らせると共に好印象を与える方法です。一種のマナーでもあるので送った方が良いですが、文面は必ず最初に自分の氏名を名乗り、内定をもらったことに対する感謝の気持ちを述べるのがポイントです。
その後、今後の抱負を書いてもう一度お礼を述べた後に結びの言葉を入れて、最後に連絡先を書くと良いでしょう。
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愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期か ら植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。 公園の設備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植 栽工事に現場代理人として携わる。

ライター歴8年以上の中里 涼子です。 引っ越しや不動産投資、美容、医療、クレジットカード、ビジネス、ペット、株式投資、食品、健康、占い、住宅、宝くじ、防犯、リフォーム・リノベーション、ダイエットなどの多種多様なジャンルの記事を執筆しております。
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