左官とは、建築物の外壁、内壁、床、天井などをコテと呼ばれる道具を使い平らに塗る仕事です。
住宅やビルなどの工事現場で活躍し、古くから日本の建築物を支えてきました。
材料は主に土、漆喰、珪藻土、聚楽、モルタルなどがあり、それぞれ耐久性や防火性、吸水性や消臭性が変わってきます。ただ平らに塗るだけでなく装飾を施したり、立体的に見せたりすることもあります。
またコンクリートを打った後に床を平らにするのも左官の仕事です。
ブロック工(職人)は、レンガやコンクリートブロックを積み上げて壁を作ったり、タイルを敷き詰めたりする仕事です。左官・ブロック工ともに技量しだいで大きく仕上がりが変わるので、慣れと経験が必要な職業と言えます。
左官の主な仕事内容は、コテにモルタルなどの材料を乗せて壁や床、天井に塗りつけて建造、補修するのが業務です。
ブロック工はレンガやコンクリートブロックを積み上げていき壁の建造や補修、柱や浴槽のタイル張りをするのが業務です。
どちらも平らに綺麗に材料を塗りつけなければならないため、繊細さが求められます。またモルタルやコンクリートブロックは重量があるため、腕力や足腰の強さが必要です。
左官・ブロック工の年収は経験年数により開きがあり、全体の年収としてはおよそ200万円から500万円程度、経験年数や左官技能士、タイル張り技能士の資格の有無で大きく変わる傾向にあります。
企業の大きさにもよりますが、資格を取得できれば月収20万円ほどになります。
また厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、企業規模5から9人までのデータでは、平成27年から令和元年までの平均年収がおよそ350万円から500万円で推移しています。
左官・ブロック工は、手先の器用さと作業スピード、体力がいる仕事ですので簡単ではありません。一級取得には長い経験を積まなければならないため年収を上げるには時間がかかると言えるでしょう。
未経験の場合、企業が求人情報サイトに掲載している賃金は低い傾向にあり、社員だと月給17万円ほど、アルバイトや派遣社員だと時給1000円程度となっています。
左官・ブロック工は未経験から初められるとはいえ、すぐにできるような仕事ではありません。そのため入社直後は壁塗りはあまりやらず、材料の配合や先輩職人の補助がメインになります。一人できちんと仕事をこなせるようになるには、ある程度の経験と繰り返しの練習が必要です。
必要な知識も多く、最初のうちは何を言ってるかわからないこともあるかもしれません。しかし、一級左官技能士や一級タイル張り技能士を取得できれば、手当が付くだけでなく手に職をつけられます。手に職を付けられると転職に有利になり、仕事が安定するようになります。
これは左官・ブロック工の大きな魅力です。まずは二級の資格取得を目標にして、練習を重ねるといいでしょう。
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左官・ブロック工は、壁を平らに塗る、まっすぐにレンガを積み上げるといった繊細さが必要なため、こだわりが強くクオリティを追求しコツコツと仕事ができる人が向いていると言えるでしょう。
重い材料を持って立ったりしゃがんだりという動きを繰り返すため、体力に自信のある人も適しています。また左官・ブロック工をやるのに特別な資格は入らないので、誰でも始められます。
しかし、女性が左官・ブロック工を始めるには体力仕事のため覚悟が必要です。
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